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通訳者の養成

 投稿者:しま  投稿日:2008年 4月11日(金)19時16分49秒
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   養成に関しては何処とも苦労をされているようですね。
 お恥ずかしい話ですが、私の地元の登録は試験を実施していません。今年度から面接試験をするという事になったようですが、内容に関しては色々と問題があるようです。上級修了者の実力も、厳密には手話通訳養成課程ではありませんし、初級から1年間の期間、手話の学習をしてきただけの人ですから、はっきり言って、通訳者のレベルとは到底言えません(多少は通訳についての学習もするようですが)。こういう人たちをそのまま受け入れるという事については私は以前から疑問を呈していたのですが、試験の実施案についてもなかなか受け入れて貰えないまま来ているのが現状です。今年度から実施するという面接試験も、昨年度の年次総会時に、緊急動議で提案したものの1つに「登録試験を実施せよ」というものがあって、多くの衆目の中で、「試験実施についての具体的検討をする事」というのを呑ませたので、渋々そうなったというのが実情のようです。現実にどのような検討が為されたのかというのは一切公開されていません(ここが問題だと指摘しているのですけどね)。
 そういう事ですので、通訳協会の入会時にの実力というのは全くもって信用出来ないものと考えて良いと思っています。ですから、入会後にいわば研修期間というか、実習期間というか、養成期間というか、そういう期間を設けて、その中で実践的トレーニングを積んで現場に出て行く準備を整えるというようにするべきだと思っています。ですから、基本的に実習内容はロールプレイや模擬通訳といったものに絞り、時々実習として現場の通訳(ボランティア通訳のような現場を確保しておいて)を指導官立ち会いでするようにするのが理想でしょうね。
 実は府の養成講座の上級を受け持っていた時に、出来るだけ実力を付けて卒業して貰いたいという思いがあったので、教室での授業は殆ど模擬通訳、事例研修、ロールプレイで、年に4回の実習をした事があります。この年の卒業生は今も府の登録の第一線で頑張ってくれていますが、卒業時に通訳士試験に3名合格していました。ただ、現場で使える力と、試験に合格するための力というのは別物だとは思いますけど。
 少数精鋭主義、その時だけを取り出すととても良い方法だと思います。ニーズを満たす十分な通訳者が揃っていれば多く入らないのかも知れません。が、先々の事を考えると、ベテランだけでは年々高齢化していくばかりで先がなくなってしまう可能性があるんですよね。毎年1人、2人でも構わないので、常に新しい人が入ってきて、その人達を周囲全体で育てていける状態が一番良いんじゃないでしょうか。
 
 
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