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「そうですか・・・そんなことが・・・」
ぽつりぽつりと都筑が夢を語り終えた頃にはかなりの時間が過ぎていた。話しているうちに激高
してしまう都筑を静かになだめながら、巽は辛抱強く聞いていた。
「あんな・・・酷い・・・っ」
ぐっと握りしめにれた指が白くなっている。
それを手を包み込むように手を添えて、巽もまた怒りを感じていた。
「ええ、確かに・・・京都の時と言い長崎の時といい・・・あの男には償いをしていただきません
と・・・」
------このままのさばらせてやるつもりは毛頭ない。
「うん・・・」
都筑も落ち着きを取り戻して力強く頷いた。
過去に・・・少年を最も残酷な方法で死に追いやった償いを・・・
しかしまだ絡んでしまった謎は全くと言っていいほどにほどけていない・・・。いったいどうし
て、その夢が都筑へと移転しているのか・・・
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