投稿者
  題名
  内容 入力補助<OBJECT>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ teacup.コミュニティ | 画像 ]

投稿募集! スレッド一覧

他のスレッドを探す  スレッド作成

[PR] 盆踊り リンク集 鳥取の求人・転職  紀ノ国屋 通販 エコロジーバッグ
teacup. ] [ 無料掲示板 ] [ プレミアム掲示板 ] [ みんなの掲示板 ] [ 無料ブログ ] [ チャット ]

全24件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。 1  2  3  |  《前のページ |  次のページ》 

第弐拾弐章 

 投稿者:琉威  投稿日:1999年12月11日(土)09時17分44秒
  「旦那様、お飲物をお持ちしました」
「ああ、ありがとう榊」
白いテーブルに紅茶を置く榊を見ることもなく、邑輝は広い空に向けた視線を外さない。
空は痛くなるような蒼。
そう、あの秘書の瞳によく似た・・・・・。
「まあ、あの人の瞳は空と云うより海ですけどね。深い群青の・・・・」
蒼い空の向こう、地上と一番近い場所に交じった不吉の色。
それは黒に近い雲の色。
「もうすぐですね。あと少しで叶う・・・。」
榊は主人の言葉など何も聞かなかったような顔で、静かにその場から離れた。
 

第弐拾壱章 広い空の下

 投稿者:黒斗 氷流架  投稿日:1999年11月 8日(月)16時33分35秒
   何が・・・いつから狂い始めた?
 都筑の夢の終わりからか・・・。
 密の悪夢の始まりからか・・・。
 ――銀の瞳の妄執からか・・・。

 この空の下、それぞれの想いは、何処へ向かうのか・・・。
 まるでそれは、環状線のように・・・。
 誰かが何かを断ち切らなければ、戻る事の無い、平穏なる心・・・。
 ほら、それはまるで、星がふとした弾みに軌道を逸れるように・・・。
 いえ、それはきっと、星が決してその軌道を外れないように・・・。
 目覚めなさい――――。
 

第弐拾章

 投稿者:篠宮 みかん  投稿日:1999年10月12日(火)12時32分24秒
  「う・・・っ」
 衣擦れ
---------嫌だ・・・いやだ・・・っ
 静かに沈んだ闇の中、月光が少年を照らしている。
 苦しげに藻掻きながら、縋る物を求めて指が泳ぐ。
---------助け・・だれ・・かっ・・・・
           つ・・・都筑っ・・・・
 白い頬を、項を透明な涙が伝う。
「んっ・・・・?」
 覚醒
「ふあぁぁ~」
 何でこんな時間に目が覚めたんだろう・・・? 
 なんでもないようにむくりと身を起こして密は思案する。まるで今までうなされていたことには
全く気付いていない。
 内に巣くったものに、決して気付くことのできない・・・少年---------


 

第壱拾九章

 投稿者:篠宮 みかん  投稿日:1999年10月12日(火)12時18分56秒
  「そうですか・・・そんなことが・・・」
 ぽつりぽつりと都筑が夢を語り終えた頃にはかなりの時間が過ぎていた。話しているうちに激高
してしまう都筑を静かになだめながら、巽は辛抱強く聞いていた。
「あんな・・・酷い・・・っ」
 ぐっと握りしめにれた指が白くなっている。
 それを手を包み込むように手を添えて、巽もまた怒りを感じていた。
「ええ、確かに・・・京都の時と言い長崎の時といい・・・あの男には償いをしていただきません
と・・・」
 ------このままのさばらせてやるつもりは毛頭ない。
「うん・・・」
 都筑も落ち着きを取り戻して力強く頷いた。
 過去に・・・少年を最も残酷な方法で死に追いやった償いを・・・
 しかしまだ絡んでしまった謎は全くと言っていいほどにほどけていない・・・。いったいどうし
て、その夢が都筑へと移転しているのか・・・
 

第十八章 助け

 投稿者:海月 美里メール  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  「都筑さん?」
 ドアの前で立ちすくんでいると、巽の声がして、顔をあげると、都筑の目の前に、巽がいた。
「巽・・・」
「どうしたんですか? 都筑さん。コーヒーとケーキをお持ちしたのですが・・・」
 巽の顔をみてほっとしたのか、都筑はその場に座り込んでしまった。
「都筑さん!!」
 巽は、密に聞こえない声で都筑の名を呼び、都筑をリビングに連れて行った。
「落ち着きましたか? 都筑さん」
 都筑を椅子に座らせた巽は、冷めたコーヒーを入れなおして、都筑にケーキと一緒に渡した。
「うん。ありがとう・・・」
 なんとか元気にしようとしている都筑だが、美しい紫電の瞳が少し腫れている。
「都筑さん・・・。さきほど黒崎くんに頼んだあなたの夢を見る件ですが、私が軽率でした。」
「・・・・・・」
「やはり黒崎くんには少々無理があったようですね。すみません」
「巽・・・」
 しばらく黙っていた都筑だったが、突然、巽の胸に飛び込んで、泣き出してしまった。
「都筑さん!?」
 いきなり都筑が抱きついてきたので、巽はびっくりしてしまった。
「巽・・・」
「どうしたんです? 都筑さん」
 とりあえず落ち着かせようと、巽は、都筑をぎゅうっと抱きしめた。
「落ち着いてください、都筑さん。」
 それでも泣きじゃくる都筑に、巽は軽く口づけをした。
「巽!?」
 突然のことで、都筑はびっくりして赤面になってしまった。
「やっと落ち着きましたか」
 とっさのことだったので、巽も少し顔が赤くなってしまった。
「聞いていいですか?」
 巽は都筑が少し落ち着いてきたので、さっきの夢のことを切り出した。
「いったいどんな夢を見ていたのですか?」
 びくっとした都筑だったが、コーヒーを飲んで、少し落ち着いてから、ゆっくり話しはじめた。
 

第十八章 助け

 投稿者:海月 美里メール  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  「都筑さん?」
 ドアの前で立ちすくんでいると、巽の声がして、顔をあげると、都筑の目の前に、巽がいた。
「巽・・・」
「どうしたんですか? 都筑さん。コーヒーとケーキをお持ちしたのですが・・・」
 巽の顔をみてほっとしたのか、都筑はその場に座り込んでしまった。
「都筑さん!!」
 巽は、密に聞こえない声で都筑の名を呼び、都筑をリビングに連れて行った。
「落ち着きましたか? 都筑さん」
 都筑を椅子に座らせた巽は、冷めたコーヒーを入れなおして、都筑にケーキと一緒に渡した。
「うん。ありがとう・・・」
 なんとか元気にしようとしている都筑だが、美しい紫電の瞳が少し腫れている。
「都筑さん・・・。さきほど黒崎くんに頼んだあなたの夢を見る件ですが、私が軽率でした。」
「・・・・・・」
「やはり黒崎くんには少々無理があったようですね。すみません」
「巽・・・」
 しばらく黙っていた都筑だったが、突然、巽の胸に飛び込んで、泣き出してしまった。
「都筑さん!?」
 いきなり都筑が抱きついてきたので、巽はびっくりしてしまった。
「巽・・・」
「どうしたんです? 都筑さん」
 とりあえず落ち着かせようと、巽は、都筑をぎゅうっと抱きしめた。
「落ち着いてください、都筑さん。」
 それでも泣きじゃくる都筑に、巽は軽く口づけをした。
「巽!?」
 突然のことで、都筑はびっくりして赤面になってしまった。
「やっと落ち着きましたか」
 とっさのことだったので、巽も少し顔が赤くなってしまった。
「聞いていいですか?」
 巽は都筑が少し落ち着いてきたので、さっきの夢のことを切り出した。
「いったいどんな夢を見ていたのですか?」
 びくっとした都筑だったが、コーヒーを飲んで、少し落ち着いてから、ゆっくり話しはじめた。
 

第十七章 迷い

 投稿者:みかん  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  「混乱?」
 そうきり返した変声期前のボーイソプラノに、都筑は迷った。
 言うべきか、言わざるべきか・・・
「わり、ちょっとトイレ・・・」
 そう残して、都筑は部屋を後にした。
 伝わってしまっただろうか・・・迷いが。
 ---エンパシス---
 感情の波をコントロールできなくなっていた。それだけに、密の傍らにいるこ
とが出来なかった。
 -----あんな・・・だなんて・・・
 邑輝に蹂躙された幼い少年・・・白い腿に、白い夜着に、鮮血と体液が残されていた・・・。土に汚れ男に汚され・・・泣いている少年。
 手をさしのべて汚れを払って柔らかく抱きしめてやりたかった。
 そんな感情や・・・おそらく密自身、見られたくない場面を自分が夢とはいえ、
見てしまったことを伝えて良いのだろうか・・・
 頬が・・・熱を持っているようだった。
 はやく・・・いつもの自分に戻らなければ・・・・・・
 そう考えれば考えるほど、焦りに乱される自分がいた。
 
 

第壱拾六章 不鮮明な瞳

 投稿者:紫道 真希メール  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  「・・・そんなにあの人が心配なのだったら、遠ざけなければ良いものを・・・」
 虚空へと向かい、ぽつりと投げかけられた呟きは、風化される。
 その瞳に映るものは、狂気か・・・哀愁か・・・?
「しかし、気になりますね・・・。近いうちに、お会いしに行きますか・・・」


「・・う・・・ん・・・・・?」
「都筑・・・? 目、覚めたか?」
 うっすらと目を開いた都筑の顔を覗き込み、密は問う。
「・・・・・・密? なんで・・・あれ? 此処って、巽の家・・・?」
「なぁに寝惚けてんだよっ 此処に来た理由、忘れたとは言わさねぇぞっ!?」
「い・・・いや、忘れてた訳じゃないよ。ただ・・・ちょっと混乱しちゃって」
「混乱?」
 何処か、虚ろな瞳で、都筑は夢の都筑を語り出す。
 

第壱拾伍章

 投稿者:みかんメール  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  洋館の一室で古風な電話が鳴り響いた。
「はい」
静かな闇の声で浩い影が受話器を取った。細く白く美しい指だ。
「ああ、貴方ですか。珍しいですね」
くすり、と笑みが漏れる。
何やら、狼狽の色を押し隠したような閻魔庁の秘書の声に、興を感じたらしい。しかし、意外な所で詰め寄られて、邑輝は首をかしげる。
「いいえ、そのようなことには私は関係していませんが」
夢で愛しい人を困らせるようなことはしませんよ。
どうも訝しがっているようだが、そこは優秀な彼だ、そんな不粋なことはしない。切られた受話器を元に戻して、邑輝は昏い空に空いたライム色の裂け目を眺める。

 

第壱拾四章

 投稿者:みかんメール  投稿日:1970年 1月 1日(木)09時00分0秒
  まさか・・・・
こんな場面を都筑が知っているわけが無い・・・なのになんで・・・なんで都筑がこんな夢を見ているというのか・・・
幼い・・・啜り泣きをもらす過去の自分に都筑が歩み寄る。涙を流しつづける俺の頬にそっと手をふれて、癒すように髪をなでる・・・
もし生前のこの瞬間に都筑とであっていたならば、あの手にすがり付いていたかもしれない。優しく触れられることの無かったぬくもりに溺れていたかもしれない・・・。でも・・・
-----ああ、そうだ。
俺は都筑を・・・都筑を助けるためにここに来たんだった。
ふと我に返ってみると、どこか遠い場所で巽の呼ぶ声がする。


「巽さん」
呼びかけた声に驚いたように、伏せられていた巽の顔がびくりとあがる。
「ああ・・・目が覚めたんですか・・・」
眠りすぎていたようだ。おそらく心配させてしまったのだろうと密は後悔を隠せない。
「夢・・・は・・・多分また・・・邑輝の干渉が原因だと思うんですけど・・・」
「邑輝・・・ですか。また・・・」
「まだなんとも言えません。ただ、俺とヤツしか知らない場面を・・・都筑が夢に見ていたんです。不自然・・・ですよね・・・」
「なるほど、分かりました」
こんこんと眠りつづける都筑をそのままに、巽は部屋を出た。
 

以上は、新着順1番目から10番目までの記事です。 1  2  3  |  《前のページ |  次のページ》 
/3 


[PR] スヌーピー ジュエリー